日本とアフリカ諸国によるアフリカ開発会議(TICAD(ティカッド))の閣僚会合が24、25日、東京都内で開かれる。アフリカの経済成長の潜在力が世界的に注目される中、政府は日本の民間企業の投資促進策などを協議するとともに、アフリカの社会課題の解決をめぐっても連携強化を図る考えだ。
TICADは日本が「対アフリカ外交の基軸」に据えて1993年に始めた会議で、国連などと共催し近年は3年ごとに開催。来年8月に9回目の首脳会合を横浜で開催予定で、今回の閣僚級は準備会合にあたる。「国際社会が抱える諸課題への解決策をアフリカと共に創り上げる」との方針を掲げ、アフリカ54カ国のうち40カ国以上が参加する。
24日は保健・教育・気候変…